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「創業の歴史」
明治5年、西洋化を進める明治政府が肉食を推奨し始めた当時、
近江牛と出会い、その美味しさに衝撃を受けた創業者の一郎が、
たくさんの方にこの近江牛を伝えたいと牛鍋屋を創業しました。
関東大震災によって発生した火事によって当時の店舗は全焼しましたが、
三代目の三郎が新たに店舗を建て直し営業を再開。
以来、創業当時から現在まで伝統の味を守ってまいりました。
「経営理念」
一流の料理は、一流の接客によって完成する。
創業者 一郎の言葉で、お店づくりの基礎となってきました。
お客様対応という最後の調味料で料理は美味しくも不味くもなります。
当店は当時から変わらず、お客様に愛されるお店づくりを目指し、
お客様が笑顔になる食卓を目指してまいります。
こだわり
メニュー
最高級の近江牛を贅沢に使用したすき焼きは、
少し甘めの割り下と絡み合い、
芳醇な香りと、とろけるような食感をお楽しみいただけます。
お席ごとに中居を付けさせていただき、
一枚一枚丁寧に火を入れ、
最高の状態のお肉を提供いたします。
空間
三代目が立て直した当時の店舗を、
修繕しながら代々守ってまいりました。
歴史を感じるような情緒も残しつつ、
モダンな和テイストを取り入れた、
清潔感のある店内となっております。
料理長
1967年、東京都江戸川区生まれ。
高校卒業後、箱根の割烹旅館で日本料理の修業を始める。
その後京都、東京での修業を経て、
1996年に当店での修行が始まる。
2008年に七代目としてお店を受け継ぐ。
伝統を重んじ、変わらぬ味を守っていくと共に、
いつまでも皆様に愛されるお店を作っていきます。
食材
近江牛
当店で提供しているお肉は日本最古のブランド牛「近江牛」。肉食が禁じられていた江戸時代に、例外的に許された牛肉生産が近江牛の始まり。数あるブランド牛の中でも、近江牛は圧倒的に長い歴史を誇ります。脂肪が全体に細かく入って美しい霜降りとなり、甘い脂の旨みがあります。きめ細やかな肉質と芳醇な香りが高く評価されています。
野菜
近江牛との相性を第一に考え、お肉の旨味が引き立つ食材を厳選しています。食材ごとにそれぞれ生産農家と直接契約を結び、産地直送無農薬の新鮮なお野菜をご提供しています。当店自慢の伝統の割り下によって引き出される、無農薬野菜でしか味わえない野菜本来の甘みを是非お楽しみください。
調味料
当店の割り下に使用されるお醤油は、日本古来より伝わる伝統的製法・天然醸造で造られたものを使用しております。天然醸造醤油は科学的な添加物を一切使用せず、天然のこうじ菌で自然の力のみで発酵させ、2年間という長期熟成の工程を経て完成します。本物のお醤油の豊かな香りとコクをご堪能ください。